XAMPP|PHP 入門

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XAMPP

XAMPPとは、Apache, MySQL, PHP, Perlが一つのパッケージになったソフトウェア群です。インストールが非常に簡単で、オープンソースの開発環境をすぐに構築することができます。

Windows環境へのセットアップ手順

※以下は、2008年4月時点での情報です。下記手順と、実際の手順が異なっている場合があります。

※※以下のインストール手順は「XAMPP Lite」版の手順です。「XAMPP Lite」はXAMPPコンポーネントの軽量バンドルです。簡易なPHPテスト環境には不要の、余分なソフトが除かれています。

1.パッケージのダウンロード

Apache Friendsにアクセスします。
XAMPP Lite(2008/04現在 1.6.6a）の自己解凍型7-ZIPアーカイブ (EXE (7-zip) 　約19MB)を、デスクトップにデフォルトの名前（xampplite-win32-1.6.6a.exe）でダウンロードしてください。
　※お使いのブラウザによっては、ダウンロードが始まらないケースがあります。
　　その場合は、ミラーサイトをクリックして、ファイルを直接ダウンロードしてください。

2.ファイルの解凍

ファイルをダブルクリックして解凍します。
保存先のフォルダーを聞いてくるので、保存先がデスクトップであることを確認し、「Extract」ボタンをクリックします。
デスクトップ上にxampliteというフォルダーが作成されます。
エクスプローラーを開き、解凍したxampliteフォルダーを任意の場所に移動します。（移動先はcドライブ直下に、ｃ：\xampliteとなるように置くことを推奨）
移動後、xampliteフォルダー内にあるsetup_xampp.batをダブルクリックします。

　※ZIP(z-zip)アーカイブを使用してインストールした場合、インストールフォルダーの移動が可能です。
　　フォルダー移動後は必ず”setup-xampp.bat”を実行して、環境を再設定してください。

黒いDOSの画面が出てきて、しばらく経つと、”続行するには何かキーを押してください”と表示されるので、キーを押して下さい。黒いDOSの画面が閉じれば、セットアップ完了です。

３.Apacheのスタート

xampliteフォルダー内にあるapache_start.batをクリックします。

　※Windowsセキュリティの重要な警告が出てきた人は、「ブロックを解除する」を選択します。

黒いDOSの画面が出てきて、「Apache2 is starting …..」と表示されればApacheの起動は完了です。

　※「Apache2 is starting …..」に続いて、エラーメッセージと「続行するには何かキーを押して
　　ください」が出力された場合、Apacheが起動していません（キーを押して画面を閉じてください）
　　その場合は、「４．追加設定」を実行してください。
　　Apacheが正常に起動した場合は、「４．追加設定」を実行せずに、「５．起動確認」を実行してください。

４.追加設定

xamplite\apache\conf\httpd.confをエディターで開き、以下の修正をしてください。

　　53行目　変更前：Listen 80　変更後：Listen 8080
　169行目　変更前：ServerName localhost:80　変更後：ServerName localhost:8080

xamplite\apache\conf\httpd.confをエディターを上書き保存して下さい。
xamplite\apache\conf\extra\httpd-ssl.confをエディターで開き、以下の修正をしてください。

　　37行目　変更前：Listen 443　変更後：Listen 444
　　74行目　変更前：<virtualhost _default_:443>　変更後：<virtualhost _default_:444>　
　　78行目　変更前：ServerName localhost:443　変更後：ServerName localhost:444